煽り運転の被害が続出している現代
煽り運転の被害が続出しているというよりも、煽り運転の証拠を残すためにドラレコを利用する人が増えたことで検挙される人が多くなったともいえます。
東名高速道路で煽り運転の被害にあい、子供の目の前で両親が脅され死亡するという事件が発生したことは記憶に新しいです。
警察はこの操作のために、事故時点、その道を通行していた車のドラレコ映像を多数回収し、煽り運転から無理やり追い越し車線に停止させられたことを突き止め、容疑者を逮捕したということも報道で詳しく伝えられていました。
煽り運転辛みを守るためにどのようなことが必要なのか、しっかり考えておくべきです。
ドライブレコーダーが強い味方となる
ドライブレコーダーが付いている事で、煽られたことなどをしっかり記録できます。
痛ましい東名の事故があってからドラレコ販売数が異様に伸びたとも言われていますが、多くの方が煽られた経験や、煽られている車を見た経験があるのだともいわれているようです。
近頃のドラレコは動く防犯カメラとしての役割を持っています。
交通事故や煽り運転があった場合に、求められる映像の撮影位置屋撮影時間帯の情報について映像注文サーバーというところから同報通信する事でドラレコ内で映像検索を行うのです。
そこでほかの人が持っているドラレコの映像を知らせることができ、その上ワンクリックするのみで映像を提供できるという無料アプリもあります。
映像の撮影から事件情報を受診し、映像の検索を行ってすぐに映像を提供するという事が出来れば、煽り運転によって事故となった時でも、すぐに必要な映像をもらうことができるのです。
こうしたシステムを多くの方が理解し利用する事で、煽り運転などの悪質で危険な運転は少なくなっていくと考えられています。
中国では国民全体を監視するシステムがある
中国ではすでに2015年から街の中に2000万台という監視カメラを設置する事で、AIによる自動認識追尾システムを導入しています。
これによって国民の映像は常にサーバーに送られることになり、異常行動があった場合にAIが識別する事が可能となっているのです。
監視されているという安心感がありますが、常に見られているという気持ち悪さもあります。
ただ犯罪が複雑化している事やテロなどがあることなども考えると、こうした監視システムは必要不可欠になるのではないかと考えられているようです。
ドラレコで煽り抑止になる
ドラレコがあることで煽り運転をしてきた人もいつ自分が犯罪者となるかわからないという不安を感じさせることができます。
現に、運転に文句をつけて煽り運転をしていた運転手が車を停止させ、脅しをかけてきたとき「ドラレコが付いているから」といったことで、すぐに車に戻った映像なども出てきているのです。
自分も家族も卑劣な煽り運転被害から守るために、ドラレコによる抑止を行う事も考えましょう。
自分達を守るために必要な機器だと認識し、出来る限り装着するようにすることで、ほかの交通事故の真実を知らせることにもつながります。