偽通販サイトに注意しよう

投稿者:

偽通販サイトにご用心!

インターネットを使った詐欺行為が急増していますが、近年、本当に存在する通販サイトを似せた偽サイトから購入させたり、ふつうの通販サイトを装い詐欺を行うケースが多くなっています。
注文した商品の偽物が届いたり、商品が発送されることなくお金だけ騙し取られる手口が横行しており、ネットショップを利用する際には十分に注意が必要です。
詐欺サイトでカード決済をした場合、商品が届かないばかりか大切なクレジットカード情報まで盗まれた可能性がありますので、カード会社に連絡するなど早急な対応が求められます。

アマゾンやアップルのような、世界的に有名な企業サイトの偽サイトが作られたこともあり、55億円をのぼる被害額が報告されています。
大手会社のサイトだからと信頼してしまうと、思わぬ詐欺サイトに引っかかってしまうリスクがありますので、見破る力をつけておきましょう。

偽通販サイトを見破る方法とは?

偽通販サイトは、本物サイトを模倣し、パッと見ただけでは偽物と気づきにくいほど巧妙に作られています。
ただし、ドメインルールに則りURLまで同じにすることはできませんので、表示されているURLが本物かどうか確認すれば偽物かどうかを判断できます。

本物の通販サイトのURLはシンプルであることが多く、妙に長かったり、URLの最後が「.top」や「.bid」「.xyz」などが使われ違和感がある場合には、偽物である可能性を疑いましょう。
ブラウザのURL左側に鍵マークがあるのをご存知でしょうか。
この鍵マークがついていない、あるいはURLが「https://」から始まっていないサイトは、暗号化されていない証拠です。

初めて利用する通販サイトの場合も、会社の所在地は実在するのかを確認したり、口コミをチェックするなど自分の目で確認をしておきましょう。
電話番号が表記されているか、さらにその番号は本当に使われているのかも確認すると安心です。
実際にかけてみると一向に出る気配がなかったり、国際電話のアナウンスが流れたり、いつ電話しても留守番アナウンスが流れるなど詐欺が疑われるケースもあります。
また、偽サイトでは日本語の文章が雑であることも多いため、不自然な日本語がないかを注意深くチェックしてみてください。

お金を取り戻すためにはどうすればよい?

クレジットカード決済をした場合、カード会社に連絡すれば支払いをストップさせることができる可能性があります。
決済時の情報を手元において、すみやかにカード会社に電話して被害の状況を説明しまそう。

銀行振込を選択した場合には、振込先となった金融機関に連絡し、警察にも被害届を提出します。
そうするとその口座は凍結され、お金が戻ってくる可能性が出てきます。
詐欺かどうかわからない、判断できないという場合には、とりあえず消費者ホットラインに相談してみましょう。