ドイツのエリア別治安
ドイツには、フランクフルトやベルリンなど、たくさんの観光地があります。
どちらも大都市で、その中には治安が比較的良い安全なエリアもあれば、近づくのは避けたほうが良い治安が良くないエリアもあります。
フランクフルトの場合、メッセ会場の周辺やザクセンハウゼンエリアは比較的治安の面で安全です。
一方、フランクフルトの駅前エリアや風俗街周辺などは、ホテルがたくさんあって宿泊している客はたくさんいるものの、治安の面では心配なのでできるだけ避けるのが安心です。
ベルリンでは、フリードリヒシュトラーセエリアが治安の面で安心です。
このエリアは地下鉄の駅にも近く、観光の拠点とするにも便利です。
ただしベルリンにおいても、駅の路地裏などは治安の面で不安な要素がたくさんありますからできるだけ近づくのはやめましょう。
デュッセルドルフでは、路上強盗や車上狙いが多く起こっています。
レンタカーを利用する際には、できるだけ車内には何も残さないように気を付けましょう。
かばんを持つ際には、体に斜めがけすることで路上強盗の被害に遭いにくくなります。
ドイツへ観光する際の注意点
ドイツでは、観光客を狙ったスリやひったくり、置き引きなどの犯罪が良く起こっています。
その中でも観光客が最も多く会いやすいのはスリで、ごった返している観光スポットだけではなく、エスカレーターに乗っている時とか、スーツケース等大きな荷物を持って電車に乗る時などには犯罪の被害に遭いやすいです。
また、バックパックを背面に背負っていると、背後から開けられて貴重品を取られてしまうかもしれません。
バックパックはできるだけ避けたほうが良いでしょう。
どうしてもバックパックを使うのなら、混雑している場所などでは背面ではなく体の前に持つことで犯罪の被害者になることを避けられます。
ドイツでは、警察官を装ったひったくりなどもあります。
怪しいなと思ったら、目の前に警察官を名乗る人がいてもお財布などの貴重品は渡さずに110番通報をして警察に来てもらいましょう。
防犯対策はどうする?
ドイツへ出かける際には、スリやひったくり、置き引きに対しての防犯対策が必要です。
お財布やスマホなどの貴重品は、上着の外側やパンツのポケットに入れるのではなく、上着の内側のポケットに収めるなど持ち歩く場所を工夫するだけでも大きな防犯対策となります。
電車の駅では、乗り降りの際にスリが行われやすいものです。
できるだけ不審な人には近づかないように気をつけるとともに、貴重品は盗まれにくい場所にしまっておくことで犯罪を予防できます。
また、ホテルの窓は、外出時にはしっかり占めておくことが必要です。
窓から侵入して部屋の中のものを盗む犯罪もあるため、ホテルはできるだけ高層階の部屋を選ぶと良いでしょう。