【韓国】エリア別の注意点と対策

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韓国の治安はエリア別で違う?

韓国は全般的に、近づいてはいけないような治安が悪い場所はありません。
しかし観光客が多いソウル市の鍾路区(チョンノグ)は、観光客を狙ったスリやひったくりなどの犯罪が起こりやすい傾向があります。
地方都市においても、釜山や大邱などは、観光客を狙った犯罪が起こりやすいため注意したほうが良いでしょう。

殺人などの重犯罪に観光客が巻き込まれる確率は、韓国では決して高くありません。
しかしスリやひったくりの軽犯罪は多く起こっています。
明洞や南大門などのショッピング街などは韓国旅行に訪れる外国人なら誰でも足を運ぶ場所ですが、人が多く集まってごった返すことが多いです。
スリやひったくり、置き引きなどの軽犯罪には注意したほうが良いでしょう。

韓国のソウルは、地下鉄が走っていてとても便利です。
また、地下の連絡道にはショッピング街が広がっています。
昼間は人通りが多いので、比較的治安の面では問題ありません。
しかし夜間はホームレスが多く寝ている場所もあるため、女性が1人で歩くのは避けましょう。

外国人が多いエリアとして知られている梨泰院もまた、夜間の一人歩きは危険です。
足を運ぶなら昼間にすることをおすすめします。

韓国での注意点

他の国と比べて治安はかなり良い韓国ですが、それでも軽犯罪はたくさん起こっています。
観光客が被害にあう確率があるのは、スリやひったくり、置き引きなどです。
旅行の際には、できるだけそうした犯罪の被害にあわないように注意しましょう。
例えば、バッグは入り口が閉じるものを使ったり、バックパックを背面ではなく体の前に持つなど、気を付けることによって犯罪の被害者になるリスクを抑えられます。

また、韓国では韓国語が苦手な観光客をターゲットにして、ボッタクリや押し売りなどが横行しています。
観光客向けのショップはもとより、タクシーでもメーターを動かさずに交渉制にしたり、おつりをごまかすタクシーなどもあるので注意しましょう。

防犯対策はどうする?

防犯対策としては、犯罪に会いにくい服装をする事で、かなり高い効果が期待できます。
例えば、お財布は上着やパンツのポケットではなく、服の内側についているポケットに入れておくとか、かばんは斜めがけにしてひったくられないように注意すると良いでしょう。
女性の場合は性犯罪のリスクがあるため、過度に露出の高い服装は避けるのが安心です。

また韓国においては、日本と歴史的関わりが深いこともあり、時と場合によっては反日感情が高くなることがあります。
例えばスポーツの日韓戦が開催されたり、反日デモが開催される時には、日本人だというだけでトラブルに巻き込まれてしまうかもしれません。
日本でも反韓デモが開催されることはありますが、その場合と同様に、トラブルを避けるためにもそうしたイベントにはできるだけ近づかないのが得策です。