【フィリピン】エリア別の注意点と対策

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首都マニラの治安は?マニラ郊外は?

フィリピンと言えば首都であるマニラが有名ですが、治安状況や傾向、注意点などしっかり理解した上で旅行プランを考えましょう。
マニラはフィリピン第一の都市であり、街並みは美しく整備され、大きなショッピングモールがあり、人気の観光スポットもたくさんあります。
ですが一方で、治安が悪いというイメージがあるのも事実で、日本人が巻き込まれる事件がニュースになり、その印象が強いためと考えられます。
確かにかつてのマニラは治安が悪いとされていましたが、現在は経済が大きく発展したこともあり、かなり改善されてきています。

治安が良いと言われているのは、マカティやBCG、オルティガス、そしてアラバンのエリアです。
裕福な人が暮らすエリアでもあり、日中は安心して出歩けます。
とはいえフィリピンでは銃を持っている人も多く、安全とされるエリアでも十分に注意する必要があり、油断は禁物です。

裕福なマニラ市内と比べると、マニラ郊外は貧困層の人々が多いため、治安が悪いエリアになります。
安全に旅をするのであれば、リスクが高い地域は避けて行動するよう心がけましょう。

マニラのタクシー事情

旅行の際、タクシーを利用する機会も多くなります。
道がわからないとき、時間を有効に使うためにもタクシーは便利です。
日本であれば安心してタクシーを利用できますが、フィリピンでも同じ感覚で乗ってしまうとトラブルに巻き込まれるリスクが高まるため、タクシー事情を理解しておきましょう。

マニラでタクシーを拾う場合、流しのタクシーは利用しない方が賢明です。
すべてがそうというワケではありませんが、流しのタクシーを使うとトラブルに巻き込まれる恐れがあります。
実際に強盗にあったり、誘拐されるといった事例もあるため、タクシーを利用する際にはホテルで呼んでもらったり、空港ならタクシー乗り場で空港タクシーを捕まえる方がまだ安心です。
タクシーに乗り込む位置として、振り向いて襲いにくい位置と言われる運転手の真後ろがおすすめです。

高額のタクシー料金を請求される、いわゆるぼったくり被害も横行しています。
呼び込みをしてくるタクシーは特にぼったくり度が高いので、「タクシー?」と言い寄られても「ノーサンキュー」と言って断りましょう。

治安が悪いエリアでは夜の外出は控えよう

夜の街を楽しみたいという旅行者の方も大勢おられます。
フィリピン・マニラで治安が良いエリアであれば夜に出歩いても問題ないと言われていますが、絶対の保証はないため、できれば控えた方が良いでしょう。
どうしても出かけたいという場合には、タクシーを利用することをおすすめします。

スリや置き引きの犯罪も多く、特にお金を要求するようなストリートチルドレンがいる地域では、可愛そうに思って少額のお金を渡すとさらに要求してきます。
トラブルを防ぐ上でも、お金を渡すことはやめておきましょう。