スクールセクハラは発覚しにくい
教師が生徒に行うなど、学校内で行われる、スクールセクハラ。
その名の通り学校内でのみセクハラが行われる為、非常に発覚しにくく、生徒達の心をずらぼろにしていく犯罪として知られています。
例えば、授業中や部活中、放課後に呼び出しをしてなど、スクールセクハラはいつ何時行われるか読みづらく、生徒達も、セクハラを訴えにくいのが特徴です。
小中高と関係なく、学校内で行われるセクハラは増加傾向にあり、教師という逆らえない立場からのセクハラに、恐怖している生徒が少なくありません。
近年では恐ろしいことに、男性教諭から女性生徒だけに限らず、女性教諭から男性生徒へのスクールセクハラなど幅を拡げ、益々発覚しにくくなった点が恐ろしいポイントです。
周囲にバレないように綿密な計画を立ててスクールセクハラを行うという教師も多く、セクハラを受けている生徒も、セクハラをされたのかよくわからないままセクハラが終わっているということもあるでしょう。
傷つく子供達
とはいえスクールセクハラは、子供達の心を傷つけ、健やかな成長を阻害する、あってはならない犯罪行為であることに違いありません。
中には、必死の思いで周囲の友達や教員、親御さんに訴えかけたにも関わらず、信じてもらえずに、自殺をするまで思い詰めてしまったという生徒も少なく無いのです。
スクールセクハラがなくならない大きな理由として、やはり、セクハラをしてくる教員が、普段は素晴らしい先生として周囲に認知されている点が挙げられるでしょう。
普段は教員として非常に活躍しており、教員からも、保護者からも、生徒からも慕われているため、一人の生徒がセクハラを訴えかけても、信じて貰いにくいのです。
また、スクールセクハラ常習犯の場合、とても大人しそうな子や、友達が少なそうな子など、学校での影響力が少ない子をターゲットにする傾向にあります。
それどころか、生徒の妄想では無いかと疑われて攻められるなど、頼れる場所が無いまま、どんどん追い詰められる事になったというケースも多くいのです。
スクールセクハラが発覚しにくいのは、このように教師側の普段の立ち居振る舞いや、訴えが信じられなさそうな生徒を率先して選んでいるということも、大きな理由と言えるでしょう。
スクールセクハラは親が子供を信頼するところから始まる
スクールセクハラを見逃さないためには、日頃のお子さんの動向をチェックし、日頃からお子さんを信用して挙げるという事が大切になります。
親が子供を信頼し、子供の言う事に一つ一つ耳を傾けて、適切な行動を行う事で、スクールセクハラの魔の手からお子さんを守る事が出来るでしょう。