放火を減らすには周囲の環境をチェック
放火事件は後を絶たず、ある日突然、マイホームが全焼するというような事態が発生することも少なくありません。
放火事件を減らすためには、日頃から近隣の方と協力して、積極的なパトロールを行う事が有効だといえるでしょう。
火の用心パトロールをしている地域は、ふらっと立ち寄った無差別の放火犯にとって放火の対象とは鳴りにくい傾向があります。
こうした環境作りを積極的に行っていくことも、自分たちの家を守るためには、重要なポイントといえるでしょう。
また、放火をしやすそうな、古新聞、古雑誌などを、夜中に放置しないことも大切です。
ごみの日をしっかりと守って、古新聞や古雑誌を保管する際には、家の中など、外から目に付かない場所に置くようにしましょう。
このように、住んでいる環境から一つ一つ見直していくことが、放火を防ぐ有効打となります。
一つ一つしっかりと見直して、環境を整えていくようにしましょう。
火の元の確認が重要ポイント!
自分の家が火の元とならないためにも、細心の注意をすることが大切です。
例えば、お出かけ前や就寝の前にはヒーターやこたつなど、火災の発生原因となりそうな物は、必ず電源をオフにして下さい。
寝ている間に火の手が上がっている事も有り、気がついた時にはどうしようも無い事態に陥って居る事も少なくありません。
また、日頃から調理関係、コンロ関係の扱いにも、十分注意をしましょう。
火にお鍋をかけたまま寝落ちしてしまったり、忘れて出かけてしまったりなどしないように、どうしても火の元を離れないといけない場合は、例え一瞬でも一度火を止めて下さい。
目を離した一瞬の隙に大火事に繋がるという事も多い為、十分注意が必要です。
このように、一つ一つの積み重ねが、火災を防ぐことに繋がります。
火災が起きた際に直ぐに消し止められるように、期限が切れていない消化器も、しっかりと準備しておくことが重要です。
万が一火災が発生した時にはとにかく冷静に
火災が自宅で発生したという場合、目の前で火の手が上がったとしても、慌てずに行動しましょう。
大抵の場合、火の手が上がってすぐであれば、落ち着いて対処をすれば自力で消し止めることが出来ます。
勿論自力ではまず無理なレベルで火災が発生してしまったら逃げるが肝心ですが、ちょっと火が上がったくらいであれば、逃げるよりも消し止めてしまった方が簡単です。
落ち着いて消化器を用意し、火の元を食い止めましょう。
また、近くに消化器が無い、慌てて消化器が使えないという場合は、濡れたふきん等を使って、サッと火の元にかぶせて下さい。
状況によっても異なりますが、小さな火の手であれば、こちらでも十分食い止められます。
とにかく少し火が出たくらいであれば、慌てないことが大切です。
万が一の時の事を考えて、出来れば事前に消化器の準備、消化器の使い方をしっかりとチェックしておくようにしましょう。