災害が多くなっている日本で知っておきたいランタンのこと
災害が多くなっている日本では、最近広範囲に広がる大規模停電なども起こり、非常時に灯りをどう確保するかということも考えるようになってきました。
太陽光発電の逐電を利用して電気を確保することもできますが、費用が掛かり過ぎますし、災害が起きてからでは間に合いません。
非常時に灯りを確保する方法などを知っていれば、必要な時に灯りをすぐに利用できるようになります。
ネット上には災害時の灯りに関しての工夫、アイデアなども紹介されていますので、災害に備えて覚えておくといいでしょう。
停電の時に利用したい・・サラダ油ランプ
災害用に懐中電灯を準備しているご家族も多いと思いますが、その中の電池が切れていて使い物にならなかったということもあります。
何も灯りがない中で何時間も過ごすのは精神的にも疲れてしまいますし、お子さんにとって恐怖です。
そこで災害時に利用できるサラダ油ランプを活用します。
材料は灯心にティッシュペーパー、灯心の固定用にアルミホイル、透明のガラス瓶やコップなどです。
サラダ油は出来れば未使用品の方がニオイもなく快適に利用できます。
2枚重ねになっているティッシュの1枚をはがしてから5等分し、その一つを手のひらなどで転がしてこより上に丸くし、先端をはさみで斜めに切っておくと火が付きやすいです。
アルミホイルを3㎝ほど出してカットし、ビンに入るように織り込んでから爪楊枝などで穴をあけて灯心を差し込みます。
灯心が3mm程度出るようにしておき、アルミホイルを容器にくっつけてから灯心の先端に油がかかるようにビンに流し込むとサラダ油ランプの出来上がりです。
火をつけるとしっかり火が付き、消したい時には息を吹きかけるだけで消せます。
5グラムの油でも3時間くらいはもちという事です。
万が一倒れても、サラダ油は発火点が高いので常温状態なら火が付くこともありません。
安全に非常時利用できるアイデアランプです。
水のことも理解してほしい
災害時に備えて水を確保しておくことといわれても、実際に災害にあったことがないと水なんてその辺にあるし、売っているしと考えます。
しかし災害となると水が全くない状態に陥ることもあるのです。
水は3人家族で3日分、27リットル必要といわれています。
市販の飲料水や水道水を保存するなど自分たち家族が3日生き延びることができる水を確保しておくことが必要です。
災害時、水が止まるとは限りませんが、地震災害でも水害でも、水が使えなくなることが多くなっています。
灯りの作り方に加えて、国や自治体の助けが来るまでの3日間(このくらいまで来ない可能性を考えておくべきです)、家族が生き延びるために必要なものを準備しておきましょう。
ラップやホイルなどは普段利用している用途以外に災害時かなり活躍するので、これも準備しておくと安心です。