偽アプリに注意しよう!こうやって侵入するぞ!
偽アプリは、スマホ向けのアプリが使っているアイコンやアプリ名をそのまま流用したり、本物と見分けがつかないようなアプリに仕上がっているのが特徴です。
そうすることで、ユーザーがうっかり本物と間違えてインストールすることを狙います。
しかし、偽アプリは本物のアプリではありません。
そのため、インストールすると個人情報を盗まれたりマルウェアを仕込まれたり、悪質な犯罪の被害に遭ってしまいますから十分注意しなければいけません。
偽アプリの侵入方法は多種多様です。
正規のアプリストアで有料販売されているものも多いため、アプリストアを利用すれば安全というわけではありません。
例えばセキュリティ関連ソフトだと、無料利用期間中に危険を察知したと警告を発し、脅威を取り除くためにはフルバージョンのインストールが必要だと促すなど、消費者の心理を巧みに利用した悪質なものがあります。
エンターテイメント系アプリでも、偽アプリはたくさんあります。
正規の配信日よりも早めに販売開始となっているアプリは、特に注意したほうが良いでしょう。
アプリのインストール時に注意する事
偽アプリは、できるだけ自分のスマホに侵入させないことが大切です。
そのためには、アプリをインストールする際にいくつか注意したい点があります。
まず、アプリは必ず公式ストアを利用するようにしましょう。
メールやSNSに張られているリンクは、信用しないのが賢明です。
また、スマホのOSは常に最新のものにしておきましょう。
最新のOSにすることで、阻止できる偽アプリもたくさんあります。
実際にアプリをダウンロードしたりインストールする前には、実際に利用している人の口コミや評判をチェックすることもおすすめです。
口コミで多くの人が大満足しているアプリなら、偽アプリの可能性は低いと言えます。
インストール後には何をすれば良い?
うっかり偽アプリをインストールしてしまっても、なかなか気づかないことは少なくありません。
インストール後には、アプリの自動更新を有効にすることによって、偽アプリを素早く察知してブロックできます。
アプリをスマホにインストールしたら、アプリの自動更新をONにしておきましょう。
設定画面のアプリストアメニューから、一つ一つのアプリごとに自動更新の有無を選択できます。
また、新しくアプリをインストールしたら、セキュリティアプリを使ってスキャンすることも有効です。
不正アプリの場合には、セキュリティアプリが探知して削除してくれます。
偽アプリの中には、クレジットカードの情報や個人情報を抜き取る悪質なものがたくさんあります。
もしも身に覚えがない不正な取引を発見した場合には、速やかにカード会社へ連絡しましょう。