無視していい!ワンクリック詐欺の特長

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ワンクリック詐欺は無視してもOKなワケ

アダルトサイトを見ていると、いきなり「会員に登録されました」と表示され、登録料や解約手数料を請求されることがあり、これをワンクリック詐欺と言います。
ワンクリック詐欺は「無視して大丈夫」と言われており、もちろんお金を渡す必要もないため安心してください。
ですが実際に請求画面が出てきた場合、無視して問題ないのかと不安を抱く方も少なくありません。
冷静に判断するためにも、無視してもいい理由についてきちんと理解しておきましょう。

そもそも、リンクボタンや動画の再生ボタンをワンクリックしただけでは、何かの契約が成立したとは言えません。
何の説明もなく、しかも契約を申し込む・承諾する意思表示は一切なされていないのですから、違法な方法とみなされ、お金の支払い義務はないのです。
また、事前に有料である表示がない場合には、その契約は無効になるという法律が存在します。
勝手に「会員登録されました。登録料を期日までに振り込んでください。」という画面を見せられただけと考えてみましょう。

ワンクリック詐欺・よくあるケース

ワンクリック詐欺は実にパターンが豊富で、世界中で様々なバリエーションが開発されています。
引っかかりやすいケースの1つに、ワンクリック詐欺で高額請求の画面を表示し、なおかつ「支払いがなければ延滞料金○○円が発生する」と相手を焦らせて冷静さを失わせ、支払いを促す方法があります。
契約が成立していないのですから、もちろん延滞料金が発生したところで支払い義務はありません。
間違って契約が成立したとしても、年14.6%の利率を越える場合には消費者契約法により延滞料は無効化されますので安心してください。

子供がスマホをいじっていて、有料サイトで申し込みをしてしまうケースも非常に多いです。
この場合もワンクリック詐欺であるかぎり、契約は無効となるため放置しておいて大丈夫です。
逆に連絡をとろうとすれば、個人情報を盗まれたり、さらなるトラブルに発展する恐れがありますので完全に無視する方が賢明です。
なお、詐欺サイトの請求画面がエンドレスで表示されるようになったら、ウイルス感染の疑いがあるため、ウイルス対策ソフトを使うかシステムの復元で対処しましょう。

ワンクリック詐欺で被害にあってしまったら

ワンクリック詐欺に引っかかり、不安に感じる場合には、すぐに消費生活センターや国民生活センターの窓口に相談しましょう。
悪質な場合やお金を振り込んでしまった、または個人情報が盗まれたという場合には、すぐに都道府県サイバー犯罪相談窓口に連絡してください。
お金を取り戻したいなら、弁護士に依頼する必要がありますので、法テラスを活用されるとよいでしょう。

ワンクリック詐欺は、冷静に考えれば無視できるはずです。
相手は巧妙な罠を仕掛けてきますので、突然請求画面が表示されてもすぐに画面を閉じて無視を通しましょう。